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2019.04.01

朗読企画「こんな夢を見た。」世界一の本の街、東京・神保町で開催

幼い頃から、よく夢を見る。
ほとんど毎日。フルカラーで、しかもリアルだ。
そして目が覚めると、どっと疲れていることに気づく。
本当に夢だったのか。もしかするとパラレルワールドの記憶ではなかったか。
と思いながら今日もふんわりと過ごしている。

 

10代の頃までは夢と現実の境界が今よりずっと曖昧で
どの記憶が現実なのか、夢なのか、
わからなくなってしまうこともしばしばあった。

 

20代も終わりに近づいた今、
ひたすらPCと見つめ合ってしこたまキーボードを叩いている最中に
何を思ったか唐突にハンドクリームをたっぷり塗ってしまい
ぬらぬらした手のひらとキーボードを見比べているこの時間が
夢でない保証はどこにもない。

 

 

 

 

 

まあそんなことはどうでもよくて、
夏目漱石の小説に『夢十夜』というものがある。

 

「こんな夢を見た。」ではじまる第一夜から第十夜まで、
幻想的で怪奇な10編の短編で構成されている。
元々は明治時代に朝日新聞で連載されていたものだそうだ。

 

そしてこの度、好きが講じて、
「こんな夢を見た。」からはじまる朗読企画を開催する。
場所は世界最大級の古書店街とも言われる神田神保町。

 


朗読企画「こんな夢を見た。」

 

小説家の坂井希久子さんに第一夜から第十夜までを朗読していただき
そこに箏奏者の森川浩恵さんが即興で音をつける。

 

 

 

さらに、朗読するのは夏目漱石の『夢十夜』ではない。

 

公募ガイドONLINE

登竜門



日本全国のみなさまからショートショートストーリーを募集。
選ばれた10作品を第一夜から第十夜として朗読する。

 

4月1日現在の応募数は、なんと131作品。
ご興味がある方は是非、詳細をご確認ください。

 

 

 

 

朗読公演「こんな夢を見た。」

 

■内容 受賞作品の朗読と、作品に合わせた即興演奏
■日時 2019年5 月11日(土) 18:30開演(18:10開場)
■場所 神保町ブックセンター(東京都千代田区神田神保町2丁目3−1 岩波書店アネックス1F)
■料金 4,000円(当日 4,500円)※イベントの参加申込みはこちら

■出演者
朗読 坂井 希久子(小説家)
演奏 森川 浩恵(箏奏者)

■主催
ツカノマレーベル

 

 

 

 

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