福岡発!最寄りの気になる「ヒト」とか「場」とか。
雑多にまとめる語り場

2019.07.30

月刊コマ送り03「出張」



これを言うと「本当かよ?」とつっこまれそうだが、基本的には仕事が好きだ。
たぶん今うっかり石油王に見初められてお金に不自由しなくなったとしても、なにかしら働くだろうなとは思う。
仕事を通して好きなことをしている感覚がある。

あまり真面目なほうではないので、もうできることなら目一杯なんでもかんでも好きなこと、楽しいことだけをしていたい気持ちもある。
中学生の頃に隣の席だった成績優秀で友達も多いタイプの女の子から唐突に「こまきさんって、もっとまじめだと思ってた」と言われたシーンは、いまだにすんなりと思い出せる。

というかさっさとAIが働く世の中にならないかなと思っている。
誰がしても同じ結果になるような作業に人は時間をつかいすぎる。
人はもっとバグみたいな存在であるべきではなかろうか。


ところで、あらゆる仕事の中で飛び抜けて好きなものが「請求書の作成」と「出張」だ。
特に出張。


ご存じない方のために説明すると、出張とは「仕事で、勤め先・職場を離れて、他の土地に出かけること」である。


私は福岡で働いているから、福岡から遠ければ遠いほどワクワクする。
移動時間が長ければ長いほどドキドキする。
でも乗り物に乗ると気持ちよく寝てしまう仕様なので、いつも移動時間は一瞬なことが多い。


特に飛行機で移動するときなんかは起きているほうがまれである。
飛行機が離陸してまばたきをしたらもう着陸している。
寝ているのか気絶しているのか定かではない。
たまに上空で意識を取り戻すこともあるが、そのときは狂ったように雲のかたちを見ている。


宮崎→福岡の飛行機移動、意識を飛ばす前


さすがに自分でも気持ち悪いくらいストンと寝てスッと起きるので、おそらく私と私の意識はある程度の高度までしか一緒にいられないのかもしれない。もしくは飛行機を振り切る速度で意識だけ先に現地入りしている。どちらにせよ切ない。


とはいえ私の場合は出張=取材であることがほとんどで、そんなに頻繁に遠くの土地に行く機会はない。
7月の出張は2回で、どちらも九州だった。
1回は日帰りで、もう1回は一泊二日。
現地での移動にも時間がかかるし、なんだかんだで疲れるのでとても観光なんてできない。

 


車の助手席から桜島を撮ろうとした形跡



ちなみに現地では同行のカメラマン先輩に運転してもらっている。
いつもありがとうございます。
紛うことなきペーパードライバーなので人様を乗せて運転すると命の保証ができない。
でも憧れの車はランドクルーザー。


そういえば出張には「戦いのために他の場所へ出向くこと」という意味もあるらしい。
まさに命がけである。


最近は「出口」を撮るのにハマってます

 

さて、そろそろお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、私は今、見切り発車をしたためにオチを見失っている。

よかったらあなたの出張の楽しみ方を教えてください。


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